年々増加するコンテナ貨物の取扱量に対応し、効率的なヤード運営を行うために電算化により各システムを自動化し、作業を確実に行うためストラドルキャリア・トップリフターには車載端末を装備し無線LANで情報処理を行っています。
また、通関情報処理システム新Sea-NACCS(平成20年10月更改)にも対応した管理、運営によりコストの低減と業務の迅速を図っております。
システム概要
ヤードプランニング&EDI
コンテナターミナル内の主なデータを管理するメイン処理システムで、コンテナの蔵置計画、シフト計画、各種ヤード利用計画の立案業務をサポートするとともに、外部システムとのデータ変換業務及びドキュメント業務を効率的に進めます。
新Sea-NACCSにも対応しています。
ヤードロケーション
ヤード使用方法を定義するスタッキングプランにより、コンテナ搬入・本船陸揚げ作業・シフト作業等においてコンテナ蔵置座標が自動決定されます。
ヤードオペレーション
ストラドルキャリア・トップリフター対して、適切な作業割当を計画し、荷役機器に搭載された車載端末に荷役作業指示を自動送信します。
本船プランニングシステム
本船の積卸しに合せたヤード運営と本船作業プランの作成を行うことにより、時間の短縮と効率的な運用を計ります。
ゲートオペレーション
ゲートでのバーコード受付、天井損傷モニタ装置及びハンディ端末によりコンテナダメージを確認、登録します。
搬入ロケーション及びトランスファーポイントは自動的に割り当てられます。
往復荷役を採用、車載端末の作業指示システムと連携して効率的なタイミングで荷役車輌へ作業指示を伝送します。
WEBの活用
インターネットや携帯電話からコンテナの搬出許可状況を照会することができます。
パソコンから、輸入・輸出コンテナの搬出予約を行うことができます。
ゲートモニターシステムによりゲートの込み具合がリアルタイムで見る事が出来、集中する時間帯を避けて進入する事が出来ます。